〈* では、引き続き49巻の感想を。536話以降から――なのですが、
 気付けばかなり〝腐寄り〟の内容になってしまったので(^^;)、予めご了承ください。
 ……文字色は反転させていますがw〉
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 536話より、新たな設定(〝敵〟と言うべき?)が、少しずつ(これ含めあと四話分しかないというのに)出て来るのですが、
 その中でも、ラロについて語られている部分が、自分としては実に興味深いです(笑)。
〈* ご存知の方もいるかも知れないが、最近の自分の「一推し」は、ラロ氏なのでw〉

 ところで、貘と夜行さんがこの話をしている(及び、533話でも出てきた)場所は、『百鬼夜行』と解釈して良いんですよね……?
 思いのほか店内の内装(雰囲気?)がよく分かり、自分としては見どころでした(ストーリーの進行にあまり関係ないですがw)。

 そして、フロイドと共に行動を続ける梶のもとに、もの凄く久しぶりに(のような気がする)再登場したカールまでも合流し、以降、「ヴァイスファンド」、「ヴィゾーム」、「悪徳者達」――の解説をしてくれるのですが、
 ここの、カールの独擅場と化している様が面白い……(笑)。
 及び、更なる陰謀の存在に歓喜するフロイドも良い感じです。
〈* 話が前後しますが、147頁あたりで、「俺ぁ、陰謀が好きだ」と自分語りするフロイドも、人によってはなかなかに〝そそられる〟場面だったんじゃないかと。それから、梶ちゃんの「フロイドさん」呼びもw〉

* 〈このあたり、きっと「フロ梶」的に美味しいと思うのですが、私としては、彼が「ラロこそ俺の暴きたい陰謀でもあった」とか告白してくれるので(追記:実は34巻の時点で既にそう発言していたことを、後から気付きましたw)、そこに妄想を掻き立てられてしまい……(^^;)。〉

 158頁から、「悪徳者達」の具体的な名前(組織名?)が挙げられるのですが、
 ここで、ラロの名前が〝表記ゆれ〟を起こしているのが、自分的にもうたまらなく美味しい!←()。
* 〈何故って、彼の名前の綴りはもしかして「Vincent Lalo」なんじゃ……? という可能性が出て来たから・笑〉

〈* 以下数行、ラロ推しの自分の〝妄想語り〟みたいなのが続くので、ご興味のある方のみどうぞ・笑〉
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 前述した表記ゆれについて、私は今回(537話)が初めてだと思っていたのですが、しかしご教示頂いたところ、確かに32巻196頁あたりでも「ヴィンセント」になっていました! これは今まで完全に見落としていたので、勿体無いことをしていたなぁ……と。

 そして自分なりに調べたところ、(以前どこかにも書いた気がするが)「Vi」は、片仮名表記的に「ヴィ」でも「ビ」でも、どちらでも構わないらしいので、つまり、いつかどこかで、梶に彼の名前を「ヴィンセント」って呼ばせることが出来るかも?? じゃないですか!←(Σ( ̄口 ̄*)!?)
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 それから、162頁のフロイドの台詞通り、絵子が貘に(というより〝ビデオレター〟を観た者に)伝えた理屈が、もしかするとラロにも当て嵌まる……というのなら、彼の〝新たな人物像〟というか、別の側面みたいなものが浮かび上がることに……?(とかいう夢を見てもいいですか?・笑)

 あと、ここでの貘のお供(?)として判事と弥鱈が登場しているのは、自分的にそそられましたw(勝負自体の立ち会いは、判事がしているぽいですね)。


 さて――続く538話なのですが、この一話分だけで、相当色々なことが出て来るような気がします(^^;)。
 まず、〝メイソープ協会〟アビ・カーン氏の登場。――ここで新たに、しかも重要人物ぽい人を出すとは!
 そして、ビリーとラロの末路が……。
 ――これは、悲惨というかシュールというか……(こういうの、私は嫌いじゃないですが・笑)

 あと素朴な(余計な?)疑問なりますが、アノマはアビと対等に話しているように見えるので、彼はアイデアルの一員(関係者?)というわけではなく、ラロとも対等な、何らかの立場を持つ人なかもしれない?
(……と書いてから気付きましたが、フロイドだってラロと対等に話していたわけですよね。……〝対等なビジネスパートナー〟みたいな関係?)

 更に、ここで貘の身体に関する衝撃の事実が……!?
(つまり、512話(47巻)で貘が臨死した時の〝夢〟の一部(126-7頁)は、伏線だったんですね……)
 ところで、179頁を見る限り、「かり梅」には実は「薬」が仕込まれていた――という解釈で良いのでしょうか(笑)。


 そうして――遂に迎えた最終話!
(〝前半〟の記事の)冒頭では触れていませんでしたが、この扉絵がそのまま最終巻の表紙にもなっています。……美麗ですね(^.^)。
 中表紙も良いですよね(〝証〟の扉絵? にもなっていますが)。
 この絵柄(印刷の様子?)が「カラーぽい……」という意見もちらほら見たのですが、実際はどうなのでしょう。
(もしもそうなら、いつかどこかでカラー版を見ることが出来るのでしょうか……)

 内容としては、実に最終回〝らしい〟構成だと思いました。
 
 最後の最後に、超重要人物(と言って良いと思う)、〝ヴィゾーム創始者〟ゴーネン氏が登場するのですが、彼の姿・雰囲気は、作中で説明されている通りの理由で貘と酷似しているわけなので(これにより、177頁で判事と弥鱈が驚愕していた理由も判明)、
 元元はどんな容姿だったのか地味に気になるところですw。
(198頁で語られているゴーネンの「色々と変わってしまった」、の理由(設定)は、割とポピュラーなものなので、自分としては納得しました)

 ゴーネン(&アビ?)に表立って挑むのは創一であり、その裏で、貘、梶、マルコの三人が動いている――といような演出で物語は幕を閉じますが、

(かなり余談になりますが)自分は結構以前に、
「貘は〝お屋形様〟になっても、結局そういう堅苦しい立場に収まるのを嫌がって、何を成すにも自分で気ままに動ける遊軍的に――つまり〝自由気ままなギャンブラー〟として生き続けたいから、きっとハルを仲間にした後は、お屋形様業の 〝実務〟は彼に押し付けて、自身は元通り、梶とマルコとの共同生活に戻るのだろう」――とかいう妄想をしたことがあり←(^^;) 、
 ラストシーンは、この妄想の具現化(!?)を見せて貰えたような気がして、良かったなぁ……と思いました(笑)。


 こうして、11年にわたる巨篇が、大団円と言える形でめでたく終幕を迎えましたが、
 しかし、(本誌を読んだ時点でも述べた所感ですが)〝ヴィゾーム〟の事や、ひと癖もふた癖もありそうな新キャラ等、実に興味深い設定なのに、「話の締め」的に使うだけで終わってしまったのがつくづく残念というか、勿体無いなぁ……とw。
(……そういえば、ゴーネンって残るどの組織――「マランド……」、「ノーフェイス」、「ダウロギア……」――の人なのですかね?)

 作者様は、BookLive!さんの【独占インタビュー】にて、続編・スピンオフの執筆意欲を示しており、私もそれへの期待は決してゼロではないのですが、
 しかしながら、『嘘喰い』をこれで〝綺麗に〟終わらせてくれたのならそれはそれでもう触れないで欲しいと言うか、(これも以前言った気がしますが)せっかく次回作に取り組まれるのなら、迫先生の〝完全新作〟が見てみたい気がするんですよね……。
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〈* 以降、あと少しだけ。〝締めの挨拶〟的なものを……w〉




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 以上が49巻の感想であり、これをもちまして、このブログで書くべきものを一通り書き終えたことになります。

 このような、単なる一読者が好き勝手に書いた感想及び考察に、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
 所詮は自己満足のために書いていたものですが、これが多少なりとも、『嘘喰い』という作品の認知度向上? のお役に立てれば幸いです<(_ _)>。
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* [2018/02/28:追記]
 こちらにはあえて含めなかった、〝読感外の所感〟を公開しました。→ <49巻に関する余談……( ̄▽ ̄;)>
 ご興味があれば。ただし――人によっては〝辛口〟と感じるかもしれませんので、ご注意あれ(笑)。
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